日常生活に侵入する災いを防ぎ、幸福を招く「おまじない」を器制作のテーマにしました。縁起担ぎ、俗信・迷信の要素も取り入れ、隠し味にはちょっとしたユーモアを。作品をご覧下さる皆様の心に、吉い音（安心の音）が響きますように。作品は手捻りや板作りの技法で成形しています（カップ類を除く）。歪があったり、不揃いであったり、絵付けが異なっていたりと、同じものがないところに魅力を感じていただけましたら幸いです。
★お客様より素敵な画像（豆縁起角皿）をご提供頂きました。（7/10掲載）
★在庫状況を追加ました。（6/6現在）
狩猟舟形大鉢*sold*
額に斑点のある猟犬は、猟運がある。
子供の頃父について猟に出かける時、いつも500円玉を持ってゆきました。
これを持っていると、かなりの確率で獲物が獲れました。いま思えばこれは呪いだったかもしれません。
トラ魔除花器（呪文「ア」）と（呪文「急」）
竈神を虎の顔で表し、呪文も施した花器を作りました。東北地方では台所の柱に竈神のお面をかけて、
火防や家内安全を願います。呪いを唱えるときには、季節の花や木の実などを供えてみましょう。願いが叶えられる確率が上がるかもしれません？？
それはさておき、感謝の気持ちはきっと神様に伝わることでしょう！
正面を向くトラには、魔除け・厄払いの意味がある。歯を剥いた（防御の姿勢で）鋭い顔つきをし魔物を寄せ付けない。
花器の色（くちなし色）も厄除け。呪文の文字は「阿毘羅吽欠蘇婆訶（アビラウンケンソワカ）」。
あらゆることが成就されますように、の意味がある。一方「急急如律令（きゅうきゅうにょりつりょう）」は、法令に従って速やかに実行せよという呪い。 願文（文字でも絵でも）をその前につけたりする。
喜びのお守り鉢*sold*
暗く沈黙した冬から目覚めた命が、色とりどりの花を咲かせ魔物を追い払う。黒い子羊は子供を表す。抵抗力が弱い子供は、個人を特定できないよう顔や体を炭で黒くして仮装し、悪霊から身を守る。復活の春の厄除。無病息災を願う。
呪文鉢と六芒星小皿（フェニックス）*sold*
流れ星に願いを込めて呪文を唱える（ABRACADABRA=私の言葉通りに物事は創造される）。
チョウジは香玉にさし悪霊や疫病祓いに使われた。
魔除けの星と不死鳥（幼鳥）：不死鳥は、復活・再生への祈り。
アナグマの1億ポンド皿
穴熊の歯には、特に賭け事に対して、金運がある。そこから万事につけて幸運がやってくる。
珍品奇品と呼ばれるアイテムは護符として扱われることがあることから、一般に出回ることのない英国の高額紙幣と
王冠をモチーフにした架空の紙幣皿で縁起を担いでみました。猫の肉球スタンプは、我が家の一君にお願いしました。
手袋の金運皿（ラテン語付)*一部sold*
（上）Multae sunt causae bibendi./ムルタエ・スント・カウサエ・ビベンディ/（お酒を）飲む理由はたくさんある。
（下）Nemo enim potest omnia scire./ネーモー・エニム・ポテスト・オムニア・スキーレ/誰も全てを知ることはできない。
８枚のお皿には、それぞれ異なるラテン語が書いてあります。
サンザシの絵付や蜜蜂の形はひとつずつ微妙に異なっているので、心に飛び込んできたものを手に取ってみて下さいね。
手に蜂が止まると金運に恵まれる。スコットランドでは財布にミツバチを入れることもある。
西洋サンザシには美顔の効果がある。5月1日(May Day)の夜明けに、サンザシから取れる朝露で顔を洗うと美しくいられる。
リンゴの種恋占い皿*一部sold*
英雄（右側人物）：ホレーショ・ネルソン（トラファルガー海戦の英雄）
リンゴの種で恋占。種に伴侶となりそうな人の名前を書いて自分の頬に押し付け、最後まで落ちないで残った種が将来の伴侶の名前。お相手のシルエットは、政治家、詩人、俳優、英雄、そして名もなき青年たち。
詩人（一番上の皿：左側人物）：アルフレッド・テニスン(ワーズワスの後継師として桂冠詩人となった人物）
俳優（真ん中の皿：右側人物）*sold*：サー・ヘンリー・アーヴィング（シェイクスピア俳優）
政治家（一番下の皿：左側人物）：第2代グレイ伯爵チャールズ・グレイ（イギリスの元首相、紅茶「アールグレイ」は、このグレイ伯爵に因んで命名されたと言われている）
豆縁起角皿と秘密厳守の角皿*sold*
白薔薇の下では秘密が守られる。白薔薇は沈黙の象徴。16世紀初期のローマの教会の懺悔室や英国ケント州にある城の天井、
ヨーロッパ各地の都市にある市議会会議室のドアに白薔薇が秘密を守るシンボルとして用いられている。
この呪いを知った時、なぜか白薔薇の元で鮮やかなマンドリルが佇んでいる姿が思い浮かびました。なぜか。。。
エンドウマメの中味が一つか九つだと縁起が良い。灰の水曜日にエンドウマメを食べると一年中小遣いに困らない。
＜S.A様よりお写真をご提供いただきました＞猫のMさん、お野菜の上の鰹節に興味津々？
幸運の鉢（花A）と（花B）*sold*
古い靴の呪い。何かを始めようとする人、特に大切な仕事をはじめた人に幸運を祈るためには、
その人の後ろから古い靴の片方（あるいは両方）を投げると良い。
一緒のマグ*sold*
小麦の穂と乳牛で”ブレッド・アンド・バター”。縁が切れないおまじない。
出会いのマグ
春を告げるキバナノクリンザクラは、その鍵の束のような形から宝の扉を開けるとされている（北欧神話では、この花は美と豊穣の女神フレイヤに捧げられ、フレイヤの所有する宝殿の鍵を開く力があるとされた）。ヨーロッパの一部の地域では、少女たちの間で信頼と友情の記して花束を交換したりした。贈り物のボタンは幸運の印で、落ちたボタンを見つければ新しい友達に会える。
犬バージョン
猫バージョンもあります。
リンゴ小皿（珊瑚子守り）*sold*と（フクロウ魔除）＊残り1つ…6/6現在＊
子供のための護符、珊瑚。健やかな成長を祈願。
災いを除けるのフクロウ。葡萄の蔓には「陶酔」の花言葉がある。
金彩リボン猫の小皿（右向きA)と（左向きB)
リボンには、魔除と縁結びの力がある。猫の髭は敏感なセンサーであることから、周囲の状況を察知する能力をアップし、 ふさふさの毛が生命力の強さを象徴しているところから、力強く生き抜く力を与えてくれる、という護符があっても良いと思いました。
金彩化粧生きものカップ＊残り3つ…6/6現在＊
ボリジの呪い。花や葉を酒に浸して飲むと、あらゆる悩み・悲しみを忘れられる。