ようこそ『tarrie woo の贈り物』へ〜青森へと旅立った縁起物の器たち〜

ご注文受付中です!(*終了致しました)


現在、青森県八戸市にあるカネイリミュージアムショップさんにて販売中の器が、
2022年4月1日より通販にて購入できることとなりました!
ご注文につきましては、下記のアドレスにアクセス、またはメール・お電話にてお問い合わせ下さいませ。


フェイスブック◆https://www.facebook.com/kaneiri.ms.hachinohe/

インスタグラム◆https://www.instagram.com/kaneiri_ms_hachinohe/?hl=ja

メールアドレス◆museum@kaneiri.co.jp

電話◆0178-20-9661


発送方法:ヤマト運輸の代引き発送のみとなります。

お支払い方法:現金またはクレジットカード払でお願い致します。


喜び・幸せ・富を願うモチーフ、災難から逃れることができるよう祈願するモチーフ、
生きものや植物に込められた意味を器の中に見つけて頂けたら嬉しいです。
以下に、販売中の作品について紹介メッセージを載せていますので、
ご興味のある器がございましたら、ぜひお問い合わせ下さいませ。


*器のサイズは、おおよその値を表示しております。手作りのため寸法や重量に多少の差異がございます。
*ご注文のタイミングによっては、品切れの場合もございます。何卒ご容赦下さい。
*このページでご紹介しきれなかった器もいくつかございます。詳しくははっち店さんのフェイスブックを
ご覧下さい。


tarrie wooの贈り物

幸せをいっぱい掬(すく)いたい!

【染付小皿(網ウサギ、蓮ネズミ、七宝イヌ、松ツル、独楽ウソ)直径約11cm、高さ約2.5cm 各3,000円】

・網ウサギ・・・よく見る「波兎文様」を「網ウサギ」に。 飛躍や多産を意味するウサギと一網打尽や豊漁を意味する網文様で、幸せを沢山すくえるように。

・蓮ネズミ・・・予知能力のあるネズミと見通しが良くなる蓮で、未来がよく見えるように。

・七宝イヌ・・・七宝文様は円満・調和を表し、犬は子供のお守りとされています。子供が無事に育ちますように。

・独楽ウソ・・・不幸が全て嘘となり、幸運が訪れますように。 仕事・お金・人生がうまく回りますように。


怠け者礼讃

【染付大鉢(ねずみカブ焼き甚四郎)直径約20cm、高さ約5.5cm 13,000円】

ねずみカブ焼き甚四郎・・・青森の昔話の中で、怠け者を扱ったお話です。

怠け者、とても身近に感じます。

とにかく、怠惰な雰囲気を出したかった。

甚四郎どん、生き方の目の付け所がお嫁に来た長者の娘さんとは違います。

河童を助けたのは、ただ可哀想だったから。損得はありません。

河童は命を救ってくれたお礼に、延命小槌と延命袋をくれるのですが、使い方なんて知りません。

お嫁さんは、しっかり知ってました。常識者です。

破れ鍋に綴じ蓋。いい組み合わせです。

この道具のおかげで、笹を燃やしカブを焼いて食べていた暮らしから一転、不自由のない豊かな暮らしを送るようになるのですが、それでもカブを食べるのはやめなかった。

好きなものはやめられない。


季節を巡る、暦の大皿。

【染付大皿(干支方位)直径約23cm、高さ約5.5cm 15,000円】


一歩、前へ。

【染付どら小鉢(たぬきと椿、いたちとカラタチ)直径約9cm、高さ約3cm 各3,000円】

似たもの同士の(韻を踏む)単語ですが、吉祥の意味もこめられています。

・たぬきと椿・・・他を抜き、商売繁盛を願う。

・いたちとカラタチ・・・臭くて棘のあるものは、魔除けに。

・ねことタコ・・・悪いものを吸い出し、福に転じる。*Sold Out*


頑張り抜く先に、光。

【染付小鉢(千鳥と太陽、福コウモリ、笹梅雀)長辺約10cm、高さ約4.5cm 各2,800円】

・千鳥と太陽・・・邪気を祓い(太陽)、家内安全(千鳥)!

・福とコウモリ・・・たくさんの福が訪れますように。中国語で、蝙蝠の「蝠」と「福」の発音が同じことから。

・笹梅雀・・・頑張り抜く力で合格を勝ち取り、たくさん学べますように。


言祝ぎで、一粒万倍。

【猫唐子の菓子鉢 直径約14.5cm、高さ約5cm 5,000円】

唐子は子孫・家系繁栄の縁起モチーフ。

「家族」の意味が随分とカラフルになった今、どんな「繋がり」を未来に継続してゆきたいですか。

兎にも角にも、ジャンジャンと楽しいことが沢山生み出されますように!


心はひとつ

【染付中鉢(心はひとつ) 直径約15cm 、高さ約5cm 4,000円】

心は一つ(Cor unum)。

「戻る」という言葉が、描いた三つのモチーフに重なりました。

信貴山縁起絵巻に登場する命蓮と鉄鉢、菅原道真と梅、そして(名を連ねるのは大変烏滸がましいですけど)私とかつての店番猫。

いずれもお互いに深い結びつきがあり、離れ離れになっても「主人の元に戻る」というところです。

物語の世界や伝説、気持ちの上での話になりますが「いつも一緒にいる」。

そんな風に思って、心穏やかな気持ちで作りました。


平和の色、ブルー。

【招き猫の染付マグ 長辺約11.5cm、高さ約9.5cm 4,000円】

色絵具もいいけれど、ブルーアンドホワイトもスッキリした印象。

しっかり握れるハンドルがついています。

白猫・・・招福、招客(左手)

黒猫・・・悪運払い、金運(右手)


小さな力。

【染付ちびカップ(時鳥、鹿、兎、黄金虫、蝶) 直径約7.5cm、高さ約5cm 各3,000円 黄金虫のみ2,700円】

時鳥・・・日本では時鳥の飛来を田植えを始めるサインとしているそうです。

同じ科目の郭公は、英国で「春告げ鳥」として親しまれており、農民の間では吉報をもたらす縁起の良い鳥とされています。

鹿・・・財運、勝負運をアップさせてくれる神様の使い。強力なパワーを持つ。

黄金虫・・・財運を持つ綺麗な昆虫。

蝶・・・復活と美のシンボル。

ややくすんだ黄色味のある色合いで、柔らかな印象です。黄金虫のみ、畳付に少しキズが発生してしまった為、値引きしています。 詳しい様子をご覧になりたい方は、八戸はっち店さんまでお問い合わせ下さい。


千里を走るにも、準備が必要。

【染付トラ茶湯呑(腰丸) 直径約8.5cm、高さ約7cm 4,000円】

今年の干支、寅。

青森にもトラにまつわる行事があるそうで、親しみ深いモチーフに共感をお持ちただけたら嬉しいです。

茶湯は、物事の始まりやけじめ、心の句読点などを連想させるので、2022年のはじまりに取り入れてみたいモチーフでした。


色々と、話したいことがあるのです。

【染付うみねこ湯呑 直径約8cm、高さ約6.5cm 3,600円】

青森のうみねこ。いつか見てみたいです。本物はちょっと強面ですが、うみねこ同士積もる話が有るかのように、おしゃべりしている二羽を可愛目に描いてみました。器の生地は少しくすんだ色合いで、焦げ茶色の斑点が入っています。真上から見ると口縁部分に緩やかなゆがみが生じていますが、 案外手に馴染みます。


若くして結婚、の昔。

【染付春うさぎ湯呑 直径約9.5cm、高さ約6cm 3,800円】

春、イースターを連想させるモチーフ。

うさぎは豊穣のシンボルであり、その長い耳は招福を意味するそうです。

英国文学の歴史を辿ると、水仙は「燃える純情」の象徴とありました。

燃える純情とは、どんなでしょうか?!10代に戻ってもわからないかもしれません。。

デイジーは古来より愛されていた花で「花の星座、太陽の目」などと呼ばれ、英国詩の中にたびたび登場します。

込められた意味は、「優しさ、忍耐、平和」。




想像を逞しく

【染付こども馬遊び湯呑 直径約8cm、高さ約9cm 4,000円】

青森県の代表的な初春の行事「えんぶり」から着想を得て色々と妄想した結果です。

青森にお出かけした子供達が「えんぶり」を見て感激。

家に戻って、お土産に買ってきた雪靴・被り物・道具と家にあった玩具を使ってえんぶりを再現して遊んでいる。

そんな様子をイメージしました。

縞文様は「開運・立身出世」、牡丹は「権力・美人祈願」のシンボルです。

総合すると、子供の無邪気さと縁遠い絵付け?になりました(笑)